私は、物語の展開テンポを意識して、セリフの最後に「。」をつけるようにしていました。
しかし昨日、ある書き込みで「セリフに『。』をつける作品はコンテストで審査対象外になる」「マナー違反」「失笑されるレベルで恥ずかしい」といった意見を目にし、初めてそれが“ルール違反”とされる可能性があることを知りました。
もちろん、どこまでが事実なのかは分かりません。
ただ、私自身は「。」をつけている作家もいることを知っていますし、それを一律にルール違反とされることに強い違和感と憤りを感じています。
とはいえ、もし本当に「審査対象外になるほどのルール違反」だとするなら、今まで書いてきた膨大な文章をすべて修正し、癖を矯正しなければならないのでしょうか?
「個人の表現方法」という理屈は、現代の執筆常識の前では通用しないのでしょうか?
まるで、自分の物語の世界観そのものを否定されたような気分です。
気を取り直して全部書き直すべきか、作品ごと切り離して一度捨てるべきか、それとも「向いていないからあきらめろ」という啓示として受け止めるべきなのか……ずっと悩み続けています。
同じような経験をされた方、あるいは執筆ルールに詳しい方がいらっしゃれば、ご意見をいただけるとありがたいです。
Ryuon
2
界隈にもよると思うのですが、僕のイメージだと伝統的な商業小説とかだと確かにそういうルールはあると思います。
文字通りマナーみたいなもので面接に私服で行くかスーツで行くかくらいの温度感はあるんじゃないですかね 
ただWeb小説だとその辺は全然気にされてないですね。視点がコロコロ切り替わって小説としての体がなっていない作品でもランキング上位に上がっているのをみたこともあるくらいにはそういった細かいフォーマットは関係ないと思います。
KUROGANEさんがもしも商業狙っていて、癖でつけちゃうとかでしたらエディタの設定で自動で消すのがおすすめです!
アドバイスありがとうございます。
とりあえずは、「」最後に。をつけない。…を偶数使用する にチェックを入れれば、大抵の暗黙の了解には通ると思っていいのでしょうか?この2つがやりがちなので。
Ryuon
4
それでいうと、「小説の規則についてのルール」は全体的に小説としてのお作法としては必要なものなので、全体的にチェックした方が良いかもです。
↓のように「小説+ルール」と検索して色々と出てきたものを機能として実装しています。
この辺りは会社によっても方針は違うと思うので、コンテストや公募に応募する場合はそれぞれのルールに従ったりだとか、実際に作品を買ってみて分析するとより詳細に知れると思います
ありがとうございます。
目につきやすい「。」や三点リーダーの修正については、すでに終えていた分を今朝、他サイトに投稿している作品に差し替えました。ただ、他の細かいルールまで一つひとつ確認するのは、精神的な負担が大きいため、今後はノベランド内で一括して構成できる分の差し替えと、これから投稿する他サイト分に絞って対応しようと思っています。
今回、特にありがたく感じたのは、「。」をつけることがなぜ良くないのか、その理由を心にすっと入り込むような形で説明していただけたことです。ネット上では「非常識で恥ずかしい」といった言い方ばかりで、なかなか納得できずにいました。
それから、こうしたルールについてですが、私の世代では「一部の天才以外、小説を書くのはご法度」とされるような環境で育ちました。ようやく人生の折り返し地点を過ぎてから、環境が整い、子供の頃に憧れていたラノベ執筆を人生最後の趣味として始めてみようと思った人間にとっては、当たり前とされるルールを知らず、子供の頃に思い描いた書き方こそ正しいと信じてしまうことも少なくないのではないかと思います。
開放的で豊かな感性を持つ若い世代が多い中で、高齢のアマチュア作家が抑制された価値観の影響を受けた作品では、ランキングやコンテストで不利になることも理解しています。それでも、今回、気持ちよく納得できる形で基本ルールを教えていただけたことで、年齢的に執筆できる時間は限られていますが、せめて長編を一つくらいは最後までやり遂げたいと思っています。
「いいね!」 1