ラノベ創作では『事実上の年齢制限が存在するのか』という疑問です。

タイトル通りなのですが、私のような『スポーツで言えばとっくに引退年齢を過ぎている』『人生の折り返し年齢を過ぎている』者では、応募時に年齢を見られただけで切られることが現実的にあるのかという点がきになってます。実際、私が知る限りでは40代以上でラノベデビューした例をみたことがありません。

生まれた時代の環境もあり、創作自体に手を出せたのもある程度年を取ってからです。

私の未成年時代はネットは当然なく、図書館も遠くにあるため、自分の知識以外で何かする機会はありませんでした。高校時代になってスニーカー文庫などの応募が目に付くようになり、当時は手書きでの投稿でした。

しかし、世代的に親に見つかると『ふざけたことをしている。』『そんなことができるのは大学に行けるような人だけだ』と批判され、遠回しにやめるように言われる時代でした。(当時は大学が今ほど多くなく、必然的に選ばれた天才が行く場所という印象でした。)

今の若い人たちのように創作サークルや創作コミュニティサイトで、実戦を堂々と経験する機会も理解を得られる仲間も存在しない時代だったので、当然、知識やスキルが身につくはずなく、書きたいけど書けない時間が続きました。折り返し年齢を過ぎてピクシブ小説で書いても、技術や知識がないため、内容はめちゃくちゃでした。NoveLandとAIアシスタントが出たおかげで、やっとまともに創作できるようになったというところです。

世代的な心配はもう一つあり、『オタク』が異端教徒のように嫌われる時代で、グッズや素振りを見られた瞬間、魔女狩りのような扱いになる時代でした。今のように共通のオタク趣味で盛り上がる環境やイベントはありません。部屋の中に木製ベンチに偽装した箱の中に趣味の物を隠し、カタコンベのようにひっそりと楽しむのが当時のオタク生活でした。

友情や色恋沙汰も今でこそオタク同士の交流や付き合いがありますが、この時は迫害対象に近く、青春時代がないまま大人になりました。とくに色恋沙汰に関しては、学生時代は『ご法度』のように刷り込まれました。さらに…今は緩和されてますが、当時の時代背景として社会出た瞬間規制が厳しくなり『イケメン以外はなにもしてもセクハラとして叫ばれる』時代だったため、自分の書く『友情と恋愛』はエアプなのです。AIアシスタントのシミュレーションのおかげで書けている状態です。しかしそれは、『経験のない想像だけの表現が共感されるのか?』という問題を常に抱えています。

それでもラノベ創作では、高齢扱いなる私が書き続けるのは『死ぬ前に1度くらいは咲きたい。徒花のまま終わりたくい。』という悪あがきなのです。

当然、高齢になってから始めた者が都合よく上位ランカーになれたり、商業デビューできるとは思っておりません。なので『せめて人生最後に徳を積む意味で、若い人たちの環境を整えよう。』という考えから、NoveLandのコミュニティで意見や要望を述べています。

個人的な話の長文となりましたが、私にとって自分のことを正直にここまで話せるのはXでもDiscordもなく、このコミュニティであるため、お話させていただきました。

もし最後までよんでくれた方がいるのなら、本当にありがとうございます。ただ年を取っただけの人生が救われると感謝します。

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